ニットの肩掛けでおしゃれに見せる結び方:おばさん見えを防ぎ、オフィスで映える洗練された大人の着こなし術

オフィスの冷房対策や、コーディネートに奥行きを出すために重宝する「ニットの肩掛け」。しかし、一歩間違えると「野暮ったく」見えてしまうことも。洗練された大人の着こなしに仕上げるカギは、左右非対称(アシンメトリー)なラインを作ることと、袖のボリュームをすっきりとまとめることにあります。「アシンメトリーサイド結び」「フレンチスリーブクロス」「ケープ風ダブルノット」の3つのアレンジを取り入れることで、デスクワーク中もずり落ちず、肩周りや背中をすっきりと見せることができます。ただし、厚手のローゲージニットは着膨れの原因になるため、中肉厚で毛玉になりにくいハイゲージやミドルゲージの素材を選ぶのがおすすめです。

なぜニットの肩掛けが野暮ったく見える?避けるべき2大NG例

オフィスで肌寒さを感じたとき、手持ちのカーディガンをただ肩に掛けて胸前で無造作に結んでいませんか?この「何気ない結び方」こそが、野暮ったく見えてしまう原因です。大人の洗練されたスタイルを作るために、まずは以下の2大NG例をチェックしてみましょう。

  • NG例1:結び目が大きく、位置が低すぎる。厚手の袖を胸の真ん中でぎゅっと結ぶと、視線が下がってしまいます。上半身が逞しく見えたり、全体のバランスが崩れてスタイルが重たく見えたりする原因に。
  • NG例2:インナーとニットの素材感がどちらもルーズ。テロっとした柔らかいカットソーに、同じく柔らかく落ち感の強すぎるニットを重ねると、メリハリがなくなり、だらしない印象を与えてしまうことがあります。

これらの悩みを解決するには、アシンメトリーな結び方で斜めのラインを作り、インナーには適度にハリのある素材や立体的なシルエットのアイテムを合わせるのが効果的です。オフィスの冷房対策に適したショールの選び方については、こちらのオフィス冷房対策のショールコーディネート術も参考にしてみてください。

オフィスで重宝する!ずり落ちずスマートに見せる結び方3選

デスクワークや会議など、オフィスの日常シーンで動きやすく、かつ上品に見える3つのアレンジをご紹介します。

オフィスで使えるニットの肩掛け・おしゃれな結び方3選の解説イラスト

1. アシンメトリーサイド結び(The Side Drape)

なで肩や肩周りの厚みが気になる方に最もおすすめの結び方です。ニットを肩に掛けたら、左右の長さをあえてアシンメトリー(一方が長く、一方が短く)に調整します。長い方の袖を首の前に回し、鎖骨の斜め上の位置で短い方の袖と軽くひと結びします。斜めのラインが生まれることで胸元がすっきり見え、結び目がサイドにあるためキーボードを叩く際にも邪魔になりません。

2. フレンチスリーブクロス(The Parisian Knot)

ミニマルで洗練された印象を与えたいときにおすすめのパリジャン風アレンジ。袖を胸の前で交差させますが、結び目は作りません。一方の袖を少し高めに引き上げて、もう一方の袖を上から重ねるように押さえ、袖先を脇の下の隙間にそっと入れ込むか、内側から小さなピンで固定します。結び目がないため、シャツなどの襟付きアイテムと合わせても首元がもたつかず、知的な印象に仕上がります。さらに詳しい防滑テクニックは、オフィスでのショール・マフラーの結び方もご覧ください。

3. ケープ風ダブルノット(The Double-Knot Cape)

社内を頻繁に移動したり、資料を運んだりするアクティブな日には、この「ダブルノット」が最適です。ニットを肩に掛け、両袖を胸の前で交差させた後、そのまま後ろに回して背中や腰の後ろあたりで軽く結びます。まるでケープを羽織っているかのように肩周りにしっかりと固定されるため、ずり落ちる心配がなく、バックスタイルにも程よい立体感が生まれます。

素材とカラーの組み合わせルール:ワンピースとのレイヤード実例

結び方をマスターしたら、次は手持ちのワードローブとの合わせ方です。洗練された印象を作る「素材とカラーのコントラスト」のルールをまとめました。

インナーのタイプおすすめの結び方視覚効果おすすめのシーン
Vネックプリーツワンピース / シャツワンピースアシンメトリーサイド結び首元をすっきりと見せ、知的なエレガンスを演出デイリーオフィス、クライアントミーティング、お出かけ
ジャストサイズのシャツ / クルーネックニットフレンチスリーブクロスもたつかずスマートで清潔感のある印象プレゼンテーション、ビジネス会議
カジュアルTシャツ / キャミソールワンピースケープ風ダブルノット動きやすく立体感のあるレイヤードスタイル移動の多い日、室内外 of 温度差がある日

コーディネートを上品にまとめるには、同系色のグラデーションを意識するのがおすすめです。例えば、ダークトーンのインナーには、ワントーン明るい同系色のニットを肩掛けします。Clorisでご好評をいただいている「Vネックウエストマークプリーツワンピース」を合わせる場合、ワンピース自体がしなやかで心地よいニット素材を採用しているため、ライトグレーやオートミールといった柔らかなトーンのニットを「アシンメトリーサイド結び」で重ねるのが好相性。Vネックのシャープな首元と、プリーツの美しい縦ラインに、肩掛けニットのドレープ感が加わることで、温かみがありながらも洗練された大人の佇まいが完成します。

また、素材のコントラストも重要です。インナーが軽やかで落ち感のある素材の場合、肩掛けするニットは重すぎない中肉厚のものを選ぶと、全体のバランスが美しく保てます。もし結婚式の二次会やフォーマルなパーティーなど、より華やかなシーンでの防寒対策をお探しの場合は、お呼ばれドレスに合わせるアウター選びのコツもぜひ参考にしてみてください。

おすすめのClorisアイテム

ニットを肩掛けすると毛玉ができやすいのですが、きれいに保つお手入れ方法はありますか?

ニットのお手入れの際は、まず衣類の洗濯表示(ケアラベル)をご確認ください。一般的には、手洗いするか、洗濯ネットに入れてドライコースなどの弱い水流で洗うことで、摩擦による毛玉の発生を抑えられます。万が一毛玉ができてしまった場合は、引っ張ってちぎらず、専用の毛玉取り器などで優しくカットしてください。また、保管時はハンガーに吊るすと伸びて型崩れしやすいため、畳んで平置きで保管することをおすすめします。

肩幅が広い、または厚みがある体型ですが、ニットを肩掛けすると逞しく見えませんか?

結び方を工夫することで、すっきりと見せることが可能です。肩幅や厚みが気になる方が最も避けたいのは、ニットを左右対称に平らに掛けることです(肩幅が強調されてしまいます)。おすすめは「アシンメトリーサイド結び」です。片方の肩を少し覗かせるように崩し、斜めのラインを作ることで視線を分散させます。また、ニットの素材は肉厚なローゲージ(太い編み目)を避け、落ち感のある中肉厚〜薄手のハイゲージを選ぶと、ボリュームが抑えられてスマートにまとまります。

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。