【ぽっちゃり体型向け】ハイウエストスラックスの選び方:お腹ぽっこり&食い込みを防ぎ、美しい縦ラインを作る方法
ぽっちゃり体型の方がハイウエストスラックスを選ぶ際、最も悩みがちなのが「お腹のぽっこり感」と「股上の食い込み」です。すっきりと美しい縦のラインを作り、脚長効果を引き出すための鍵は、柔らかすぎてハリのない生地を避け、適度な厚み(ハリ感)と落ち感があり、フロントに「インタック(内側を向いたタック)」が施されたデザインを選ぶことにあります。これにより、お腹まわりやヒップに程よいゆとりが生まれ、骨盤まわりが横に広がって見えるのを防ぐことができます。ただし、ハイウエストパンツの体型カバー効果は個々のウエストとヒップの比率によっても異なるため、お腹まわりにボリュームがある場合は、アウターを羽織るなどして全体のバランスを微調整するのがおすすめです。
なぜハイウエストスラックスでお腹が目立ってしまうのか?避けるべき2つの落とし穴
スタイルアップを狙ってハイウエストスラックスを取り入れたものの、かえってお腹まわりが強調されてしまった経験はありませんか?それは、以下のような素材やシルエットの「落とし穴」に陥っているからかもしれません。

- 落とし穴1:生地が薄すぎる、またはストレッチが効きすぎている。柔らかく薄手の生地や、伸びすぎるストレッチ素材は、下腹部のラインにぴったりと沿ってしまい、骨盤やお腹の凹凸を拾いやすくなります。これではスラックス本来の体型カバー効果が発揮されません。
- 落とし穴2:フロントのタックが外側に広がってしまう(タック開き)。ヒップや太ももまわりのサイズがタイトすぎると、フロントのタック(プリーツ)が横に引っ張られて開いてしまいます。これにより、視覚的に骨盤が広く見え、お腹まわりが逞しい印象になってしまいます。
ハイウエストスラックスを選ぶ際は、単にウエストの数値だけで決めるのではなく、股上の深さ(襠部深度)やヒップまわりのゆとりを考慮することが大切です。ご自身の体型比率に合わせた最適な1本を見つけるために、ぜひミドルライズとハイウエストのスラックス、どちらを選ぶ?胴体の比率や骨格から導く美脚パンツの選び方もあわせて参考にしてみてください。
ぽっちゃり体型のための美脚スラックスの選び方:素材・タック・シルエットの黄金比
すっきりとした美しい縦のラインを作るために、Cloris(クロリス)では以下の3つのポイントを意識してスラックスを選ぶことを提案しています。
- 素材の選び方:適度な厚み(ハリ感)があり、自然な落ち感のあるスーツ生地(重厚感のあるポリエステルやウール混紡など)を優先的に選びましょう。生地自体の重みでストンと下に落ちるため、下腹部の肉感を拾いにくくなります。
- タックのデザイン:フロントに「シングルタック(1本タック)」が入っており、さらにタックの折り目が内側を向いている「インタック(Forward Pleat)」のデザインがおすすめです。お腹まわりに適度なゆとりを持たせつつ、横に広がって見えるのを防いでくれます。
- 股上の深さとヒップまわり:少し肉感のある体型の場合、股上のカッティングが非常に重要です。ストレートやセミワイドのスラックスを選ぶ際は、股上が十分に深く、太ももまわりに適度なゆとりがあるものを選びましょう。これにより、食い込みや不自然なシワを防ぐことができます。アジア女性の体型に合わせた選び方は、こちらのアジア女性の体型にフィットするスラックスの選び方:食い込まず、脚長&美尻を叶える美脚パンツガイドでも詳しく解説しています。
ハイウエストスラックス選びの比較表
| チェック項目 | 避けるべき特徴(着太りしやすい) | 理想的な基準(すっきり見える) |
|---|---|---|
| 素材・質感 | 薄手、過度なストレッチ、柔らかすぎるシフォンなど(肉感を拾いやすい) | 適度な厚みとハリ感、自然な落ち感のある上質な生地 |
| タックのデザイン | ツータックや外向きのタック(アウトタック。開きやすい) | シングルタックかつ内向きのタック(インタック。お腹をカバー) |
| 股上の深さ | 股上が浅く、食い込みや窮屈感が出やすい | 股上が深く、ヒップや太ももまわりに適度なゆとりがある |
ハイウエストスラックスで作る、洗練された「大人カジュアル」コーディネート
Clorisでは、服が持つ本来の立体感や素材のハリを活かし、心地よさとオフィスにも馴染む上品さを両立した縦ラインのスタイリングを提案しています。ここでは、日常に取り入れやすい2つのコーディネートをご紹介します。
1. 知的なオフィススタイル:ジレとスラックスのレイヤード
ハイウエストスラックスに、Clorisのレトロタイベストを合わせるスタイル。このベストは、なめらかでシワになりにくい(ノンアイロン)素材を使用しており、スラックスの美しい落ち感と絶妙にマッチします。上から少しゆったりとしたジャケットを羽織れば、ヒップまわりを自然にカバーしつつ、フロントのハイウエスト位置を強調してスタイルアップを叶えられます。
2. 軽やかな週末スタイル:ハイウエストデニムで大人の抜け感を
休日をリラックスして過ごしたい日には、スラックスの代わりに、同じくハイウエスト設計のカラーブロックハイウエストクロップドデニムを合わせるのがおすすめです。肌触りが柔らかく快適な履き心地で、シンプルなTシャツやニットを合わせるだけで、こなれ感のある「大人カジュアル」スタイルが完成します。
スタイルアップのワンポイント
スラックスでもデニムでも、トップスを「フロントイン」または「前だけ少しインする」着こなしが効果的です。フロントのウエスト位置をはっきりと見せることで脚長効果を狙いつつ、トップスの後ろ身頃のたるみでヒップや腰まわりを自然にカバーし、美しいバランスを作ることができます。
おすすめの Cloris アイテム
ぽっちゃり体型がハイウエストスラックスを履くと、ポケットが横に広がって(開いて)しまいます。解決策はありますか?
ポケットが開いてしまうのは、ヒップや太ももまわりのゆとりが足りず、生地が横に引っ張られていることが主な原因です。スラックスを選ぶ際は、ウエストではなく「ヒップのサイズ」を基準に選び、必要に応じてウエストをお直しすることをおすすめします。また、ポケットがないデザインや、ポケットの開き口が横ではなくフロントに対して垂直に近いデザインを選ぶと、横方向への引っ張りを抑えられます。
ハイウエストスラックスのウエストは、ゴム仕様と固定仕様(ゴムなし)のどちらを選ぶべきですか?
ぽっちゃり体型の方には、快適さと美しさを両立できる「後ろゴム(バックシャーリング)」仕様がおすすめです。全体が固定されたウエストは最も端正に見えますが、ウエストとヒップのサイズがぴったり合っている必要があり、サイズ選びがシビアになります。一方、総ゴム仕様はウエストまわりにギャザーが寄りやすく、かえってお腹まわりが膨らんで見えがちです。後ろゴム仕様であれば、フロントはフラットですっきり見せつつ、お腹まわりに心地よいゆとりを持たせることができます。


